一般的な看護師の平均年収

正看護師の平均的な年収は450~500万円、准看護師であれば406万ほどです。准看護師の給料が正看護師給料に比べ低い理由として、自らの判断で看護業務を行う正看護師とは違い、医師や正看護師からの指示か出たうえで業務を行うといった状況の違いが挙げられます。その中でも看護師は年齢によっても年収が変わり、30~35歳では402万円、35~39歳では415万円、40~44歳では457万円、45~49歳では525万円ほどです。

また看護師といっても、働く病院や病棟によっても年収が変わってきます。たとえば大学病院で働く場合は、それなりのスキルが求められたり、特殊業務手当や危険手当などがあるため、年収は490万ほどです。総合病院の場合は465万、クリニックで働く場合は夜勤勤務がなく勤務時間が平均より短いため390万ほどとなります。
介護施設で働く場合は、夜勤の有無によっても多少変わりますが、施設の経営状況によって賃金が低かったり、基本給以外の手当てがないと過程すると350万ほどです。

年収アップさせる方法として、専門看護師を目指すのもよいでしょう。通常の勤務をこなしながら、決まった時間分の講習を受けたり、資格試験に合格するための勉強をしなければなりませんが、キャリアアップや給料が上がるポイントとしておすすめです。

その他にも、大きな総合病院や大学病院など年収が高く設定されているところへ転職するという手もあります。また、手当が多い部署へ移動するのも一つの方法ですが、その分拘束時間が長くなる場合もあるので、給料面だけで考えているのであれば移動の申し出には注意しましょう。